レッスンの秘密

レッスンの秘密

毎日おこなわれているさまざまなレッスン。具体的にはどんなことをやっているのか?
その内容や方針、秘密などを徹底リサーチ。 その全貌を…とまではいきませんが、
各レッスンでおこなわれている、その一部をご紹介します!

第22弾 先生に直撃インタビュー「レッスンの秘密」

ギター科 葛城哲哉 先生

便利になりすぎた時代

最近の生徒たちは今までに比べて、食いつきがいいね。結局ギターがうまいだけでは仕事としては成り立たない。そんな時、人として、人間としてアピール力があるかどうかは大きな問題だから、食いつきがいいという印象はだいじなことなんだよね。

人としてはいいんだけど、困ったこともある。時代が便利になったおかげで耳チューニングができないんだよね。びっくりするぐらい。決して耳が悪いわけではないんだろうけど、チューニングメーター使いすぎなんだ。レコードにあわせて弾くときに、微妙に高かったり低かったりを瞬時にあわせて弾くという能力に関しては劇的に低い。音程やフレーズ、リズムは脳で感じるものだもの。脳を鍛えさえすればいつでもチューニングマスターさ。ただ、便利マシーンのおかげで脳を鍛えるチャンスを失っちゃってる。たかだかチューニングって、思うかもしれないけど、チョーキングのピッチの素敵さはチューニングしてるのとおなじことだからね。そのピッチをほんの少し高くして楽しさを出したり、微妙に低めにあてて悲しさを演出したり。実はそんな微妙なチューニング技術こそ、フレーズの感情表現に役立っているってことを俺の体を通して感じてもらえればいいね。

だから、俺の授業はうるさいよ。俺が叫びながらギター弾いてるもん。パソコンで、切り貼りできる時代だからこそ、一発でわかる、そんなギター弾けるようになりたいね。
オリコンチャートで1位になった曲や、レコード大賞を受賞した曲で、自分のギターが、むせび泣いてるとき、嬉しいもんだよ。俺はいっぱいあるからね。ふぁふぁふぁっ!(笑)。そんな体験も伝えていきたいね。

葛城哲哉
PROFILE

ハードロック・バンド『T.V.』でデビュー。解散後TMN、渡辺美里のツアーを始めとして、宇都宮隆、T.M.Revolutionほかと活動中。

田島雄也
ベース科 田島雄也 先生

楽器を通して自分を表現する為に

ベースを弾くというシチュエーションには、おおまかに分けてインストゥルメンタル、歌モノの2種類に分けられると思います。しかしどちらにしてもベースを弾いて。楽曲をそして自分自身を表現していくという事に変わりはないと思います。

自己表現は十人十色ですが、自己表現する為の基礎練習、具体的には『適切な音符の長さ』、『ダイナミクスのコントロール』の体得、これらは自己表現をする為の第一歩であり、ベースを弾く上で最も大切な事ですが、一朝一夕で身に付く事ではありません。あせらずじっくりと真剣に、そして注意深く取り組んでいく事が大事です。

一見すると地味な練習に感じるかもしれませんが、これらの反復練習無しにしては自己表現をすることは出来ないのです。

そしてとにかくベースにさわって、ベースと仲良くなり自分の楽器の事を隅々にわたって知り尽くすことも大事です。本番直前に音がでない!という事が無い様に普段から楽器のコンディションを知っておくという事も当たり前の様でいて意外と見落とし易いことです。しかし毎日の様にベースを練習して触っていれば、こういった事は未然に防げます。毎日の練習が明日への第一歩ですし、ベーシストとしての自己表現をする為の最善の道であると思います。

メーザーハウスには素晴らしい環境が整っています。それらをフル活用して楽曲を!そして自分自身を!素敵に表現できる様に一緒に頑張っていきましょう。

PROFILE

中学時代にベースを始め、高校、大学と様々なジャンルのバンドで活動。ミュージック・カレッジ・メーザー・ハウスでは渡辺建氏に師事。ライヴハウスを中心に活動中。