レッスンの秘密

レッスンの秘密

毎日おこなわれているさまざまなレッスン。具体的にはどんなことをやっているのか?
その内容や方針、秘密などを徹底リサーチ。 その全貌を…とまではいきませんが、
各レッスンでおこなわれている、その一部をご紹介します!

第19弾 先生に直撃インタビュー「レッスンの秘密」

サウンド・クリエイト科 古賀英夫 先生

クリエイターに求められる技術力

音楽の三大要素と言えば「リズム、メロディー、ハーモニー」ですが、あとひとつ加えるとしたら、やはり「トーン(音色)」です。ある程度理論的に説明できる三大要素に比べ、音色は流行などに左右される非常に不確定な存在とも言えますが、コンピュータなどを使った打ち込み音楽では、個性を表現するための重要なファクターのひとつになっています。

僕が担当している「グルーヴ・クリエイト」と「DJ&トラックメイキング」では、主にクラブ・ミュージックにこだわった音楽制作を意識していますが、その中でも特に気を配っているのが「音色の選択と編集」。どんなにクールなリズムをプログラミングしても、音色が無個性だったら台無しです。例えばキックの音色ひとつにしても、最先端のクリエイターは妥協をせず、気の済むまでサンプルを探し、またエディットを加え、理想の音色に近づけます。その1音の持つ重要性を理解しているからです。

もちろん音色だけ作っていてもトラックは完成しません。このクラスでは、ブレイクビーツやMIDIによる打ち込みなど、さまざまなアプローチで楽曲制作のノウハウを学びます。また、トラックの完成度を高めるために、エンジニアの視点に立ったミックス方法などの技術も合わせてレクチャーします。

音楽機材の進化に伴い、現在ではプリプロからマスタリングまで、すべての工程を自宅スタジオで行うことも不可能ではなくなってきました。だからこそ、音楽的な知識とセンスはもちろん、音色のエディットやミックスなど、クリエイターに求められる"技術力"も高まってきていると思います。このレッスンを通して、「旬のサウンド」を創りだす力を身につけて欲しいです。

古賀英夫
PROFILE

DTM関連書籍の執筆をはじめ、クリヤ・マコト氏のアルバムにテクニカルアシスタント/マニピュレーターとして参加。また内川マサヒコ氏の『Rhythm of Elements』や様々なDJユニットの制作エンジニアとしても活動。また、degidesign公認のPro Toolsトレーニングプログラムの認定トレーナーでもある。

見砂和照
ドラムス/パーカッション科 見砂和照 先生

ドラマーとして大切なこと

太鼓の起原… 宇宙との交信、神様との交信…祭りごと。
起床からの始まり食事、仕事、休息、行進、狩、漁、宗教、裁判、戦争、葬式…になくてはならない道具。長い長い歴史を経て音楽という娯楽、芸術、ビジネスというように発展をしてきました。

このような歴史を知る事はとても大事ですが、まず、ドラムをやる上で絶対に知っておかなければいけない事を基本から勉強していきましょう。
自分の思うように両手両足をうごかせるようにしたいですね。
その為に細かいところからやっていききます。
ドラムを叩くときの姿勢、怪我をしない為のフォーム、スティックの持ち方、手足の使い方からです。そして、音符の説明、譜面もよめるように勉強し、音符というものを正しく習得すれば、音楽を通じて1部の仲間だけでなく世界中の音楽家と通じあえるという事も知ってもらいたいのです。

1つの課題があるとします。
すぐにできてしまう人、1時間かかる人、1日かかる人、個人差は人それぞれありますが、時間がかかっても諦めずクリアし、それを積み上げていく事ができれば精神力、持久力も同時に磨かれ良い音楽家になれる基盤ができると思います。

ドラムという楽器はその人の人間性、性格がとてもよく出る楽器だと思います。気持ちのいい音、嬉しい音、楽しい音、悲しい音…自分がその瞬間だしたい音をだすには、練習はもちろん必要ですが、今まで生きてきて経験した事、感じたこと、そしてこの先の色々な人達との出会い(友達や先生など)一期一会を大切にし、自分自身をみつめ、すべてにおいて人として成長することも重要になっていきます。そうする事によってドラムの音に反映されていくと私は思います。

PROFILE

16歳でプロとして活動を始める。松山千春、南こうせつ、さだまさし、井上陽水、竹内まりあ、など数多くのアーティストのレコーディング、コンサートツアーに参加。 スタジオミュージシャンとして5000曲を超えるレコーディング、セッションをこなし現在に至る。2005年、57年の歴史を持つ父のバンド「見砂直照と東京キューバンボーイズ」を再結 成させ、リーダーとして活動している。