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スペシャルインタビュー

Special Interview

現場で活躍する講師・卒業生が、メーザーの素晴らしさについて語る、スペシャルインタビュー!

久米 大作 [キーボード科講師]
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キーボード/サウンドクリエイト科講師
久米 大作

JAZZ・FUSIONグループ、プリズム、T-スクェアのキーボーディストとして活躍後数々のアーティストのプロデュース、作編曲を手掛ける。その活動は北野武監督『その男、凶暴につき』をはじめとする映画音楽、ミュージカル、舞台の音楽監督等、また近年はL'Arc~en~Ciel、AliceNine等のオーケストレーションに至るまで、多彩である。またソロ作品3作は米国、ヨーロッパでも発表されている。

--久米大作が鍵盤奏者としての心得を解説--

キーボードを演奏する場合の必要な知識とテクニックを、初めてバンドに参加しコード・バッキングをする場合で考えてみましょう。

まずコード・ネームの読み方を知っている事が大事です。コード・ネームはC7とかG7という英数字でコードを表す記号です。例えばC7の場合、大文字のCはそのコードの基本となるベース音であり、そのコードで同時に鳴っている3つの音、このコードを構成するドミソの音を教えてくれます。そしてお隣の7はこのコードの4つ目の音シのフラットを表し、さらにこのコードの性格や、このコードが次に繋がるコードの流れまで教えてくれます。

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性格?流れ? この辺で何がなんだか判らなくなってしまった人もいるでしょう。コード・ネームが読めることはバンドに参加するときの基本です。また慣れれば簡単に鍵盤のどの音を押さえるべきか理解出来ます。最初はちょっと大変ですが、そのルールが判るとコード・ネームなしでは演奏も作曲も出来なくなるのです。そのためにまず基本となるコードの押さえ方をマスターしましょう。

さてコードの基本を理解したら、つぎはそれを鍵盤上で弾けるようにしましょう。コードをスムーズに演奏するために3つのことが大切です。1番目は正確なリズムで弾けること。バンドの中で弾くためには、曲を始めたテンポで演奏出来なければなりません。勝手に自分だけ早くなってしまったり、遅くなってしまっては困るのです。さらにバンド全体でリズムを合わせる部分、いわゆる「キメ」も正確に合っていなければなりません。基本的な4分音符、8分音符、16分音符をメトロノームに合わせて、ドミソのような簡単な和音のままで同じテンポで弾いてみましょう。この場合あまり速くせず16分音符が楽に出来るくらいでやることが大切です。同じテンポで弾き分けることにより一定のテンポ内で正確に弾く基本の練習が出来ますよ。

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ただしこれは基本の基本。もっといろいろなリズム・パターンをこの方法で弾けるようにします。

2番目は、そのコードを鍵盤上のどこの高さで弾くか、また右、左手でどのように押さえるかが判っていること。コードで表されている和音は3、4つの音で出来ていますがキーボードには最高88もの鍵盤があります。またそれを弾く右、左手は最高10音まで押さえられるのです。それをコードの中のどの音を、どこの音域で弾くかを考えなければなりません。そのためにはコード同士のつながりのルールも理解し、押さえるコード音の組み合わせを換えたり、展開していくような応用が出来ればスムーズにバッキングが出来るようになります。そしてこのことは作曲をする上にも大事な知識なのです。ちょっと難しそう? しかしコードの和声進行のルールを理解することは良いサウンドを出すための実は近道なのです。

3番目は、良い音で弾くこと。良い音とはただキレイなということではありません。ノリ良く、そしてカッコ良く弾けること。そのための大事なテクニックとしてマネをすることが挙げられます。バンドで演奏している曲のキーボード・パートを一生懸命聴いて、同じように演奏するのです。同じように弾くために何度もその演奏を聴きます。それによって実際に演奏されているコード・サウンドも理解できますし、そのビート感も身体に入ってきて、リズムのノリが良くなり、慣れてくるといろいろなコードの音の違いも聴いただけで判るようになり、ちょっと難しい「キメ」も聴いただけで弾けるようになります。さらに音楽にとってとても大事な「雰囲気」を身に付ける事が出来るのです。

さて今まで書いてきたこと、読んでいるだけでは、いつまでたってもバンドで颯爽とは弾けません。これらのことをひとつひとつ身に付けて行けばいいのです。そのためには個人でもアンサンブルでも実際に音を出して演奏し身体で知ることが大切。それと音楽理論的な必要な知識も体系的に理解することが大事。毎日続けていけば必ず音楽的に自由になれる日が来るのです。

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