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MESAR HAUS - 音楽学校メーザー・ハウス

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スペシャルインタビュー

Special Interview

現場で活躍する講師・卒業生が、メーザーの素晴らしさについて語る、スペシャルインタビュー!

国府 弘子 × 松本 あすか
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国府弘子
音楽大学ピアノ科でクラシックを学んだのちに渡米し、ジャズ奏者のバリー・ハリスに師事。さらにメーザー・ハウスに入学し、その後に同校講師も務めた。1987年のソロ・デビュー以降、現在までに21枚のアルバムを発表している他、ジャズやクラシック、ラテンやロックまで及ぶ独自のスタンスを築き多様なアーティストと共演している。

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松本あすか
3歳からクラシック・ピアノを始め、世界的な賞を数々獲得。高校卒業後は路線を一転、メーザー・ハウスにてジャズ/ポップスを中心に学び、アーティストのサポートや作曲活動も行なうようになる。その後はソロ・アルバムや遠距離連弾ユニットpiaNAとして作品も発表し、クラシックに根ざしつつもボーダレスなスタイルを追求している。

──おふたりがメーザー・ハウスに入学した
きっかけを教えてください。


国府 音大在学中からクラシック以外のジャンルにも興味を持って、卒業後にポピュラー音楽の作曲家のもとで修行したり、ニューヨークでビバップ奏者のワークショップに通ったりしていました。そんな中メーザーに入ったきっかけは、佐藤允彦さん(同校の主幹講師)にお会いしたことでした。あるセッションで「自分のスタイルを作りなさい」って言われたのがすごく衝撃的で。と同時にメーザーを紹介してくださったんです。

松本 私は、ピアノを続けること自体に疑問を持ってしまった時期があったんです。それからいろんな経験を経て、やっぱり音楽を続けようと思った時にクラシック以外も知ってみたくなって。それでインターネットで「音楽学校」って検索したら、最初に出てきたのがメーザー・ハウスだった。その時にピアノ科に国府弘子さんの名前があって「この人知ってる!」と思って(笑)それで入学を決めました。

──先生としての国府さんの思い出は?

松本 最初のレッスンですごく印象的なことがありました。生徒が自己紹介の時に1曲ずつ弾くことになり、他の子はスタンダードなどを弾く中で、クラシック一辺倒だった私はショパンを弾いたんです。そしたら教室中が「すごい!」ってなったんですよ。ところがそれもそこまでで、最後に先生が「今日の授業はアドリブをして終わりましょう」っておっしゃったんです。で、「アドリブって何?」と思って、先生の譜面をのぞいたらコードネームしか書いていない。そして先生が下で伴奏して、生徒が上で何かしら弾くんですが、私は何を弾けばいいのかわからなくて、1音だけ弾いて動けなくなってしまったんです。そしたら先生が明るくニコニコ、「好きに弾けばいいのよ」っておっしゃったんです。その時に初めて「私は好きに弾くということがわからない」と思ったんですね。それが私の第2ステージの始まりでした。自分の音楽を探す旅は、あの時の先生のひと言から始まったんです。

国府 でも、最初に素晴らしい演奏を聴かせてくれたのは衝撃的でした。ピアノを弾くうえでは、情感や濃淡のつけ方はジャンルを超えてすごく大切なことだから、あすかちゃんの演奏を聴いて「ジャズであれクラシックであれ、本当に大事なのはピアノを豊かに弾くことだ」って私自身も思い出しましたよね。

──同校で学んだメリットは何でしたか?

国府 いろんなミュージシャンからテクニックや知識を盗むことは重要なんです。この学校は、そういう良い意味での盗む機会がたくさんある場ですね。プロになると、言葉が通じない国の人とセッションしたり、シンガーの伴奏であまり使わないキーを指定されたり、弾いたことのない曲をリクエストされたりします。でも、そこで咄嗟に応用できてこそ自分も聴く人も喜べる部分があるんです。そういうふうに応用を利かせるのは大変だし、それをひとりで身につけるのは難しい。先生がいて仲間がいて、アンサンブルの中で覚えていけることが大事なんですよね。

松本 私はソロ活動と並行して、アーティストの方々のサポートもさせていただいているんですね。そのもとには、学校で経験したバンド・アンサンブルの授業があるんです。アンサンブルは自分が完璧に弾くだけでなく、常に相手があって自分がある。だから「自分を磨く」というのは、自分だけを良く見せるのではなく、音楽全体を良くするために自分の役割を正しく判断して演奏することを磨くんですね。それを学んだことは、今の活動にすごく生きています。

国府 そういえばあすかさん、レッスンの帰りに皆で食事してそのままうちに泊まったことがあったよね? 夜中に夫婦で「何か弾いて」とか言って。それがきっかけで、夫(大坪稔明:k)がその頃にやってた音楽のスタジオ録音をお願いしたんだよね。

松本 それが人生初のスタジオ仕事でした。で、初仕事を前に不安だった時、先生が「スタジオ・ワークの心得」みたいなお手紙をくださったんです。「その一:すぐに現場のピアノに慣れること」「その二:早く終わればみんながハッピー」「その三:大坪が感じ悪かったら電話するように」って(笑)。

国府 アハハ。よく覚えてるね!

松本 今でも自分の生徒にスタジオ仕事を紹介したりする時に、「早く終わればみんながハッピー」とかって教えてます(笑)。

──では、最後に読者へアドバイスを。

松本 音楽を「好き」って思う気持ちを大切にしてほしいと思います。学校ではもちろん「教わる」んですけど、自分から「取りにいく」ことで得られるものがすごく多いと思うんです。たくさん先生がいますし、映像や音源もいっぱいあって考え方の違う同級生がいて、いろんなものから得られるんですよね。

国府 まさにそうですね。「楽しい苦労」というのが私の大事なキーワードで、楽しいだけでも本当に勝負できる腕はなかなかつかないし、苦労だけでも続かない。うんと苦労はするんです。だけど同時に仲間がいれば楽しいし、先生にも厳しいことを言われながらも仲良くなれる。この学校ではそういう「楽しい苦労」ができるんですよね。

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