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MESAR HAUS - 音楽学校メーザー・ハウス

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主幹講師メッセージ

Message From Principal

『音楽が心から好きならば』

主幹講師 佐藤允彦

音楽を学ぶ最良の方法は、外国語を習得するのと同じ方法を用いることである。
まずその国に興味を持つ。 ─どのような音楽を対象にするかを決める。次にその国の言葉を毎日可能な限り長時間聴いて、無意識に暗誦できる位にする。 ─その音楽を覚え込んでしまう程聴き込む。さらに、その国の文学、文章を毎日読み書くことをくり返し、耳で聴いたものを直ちに書けるようにする。 ─楽譜を見ながら聴くことを繰り返し、聴いた音楽から、楽譜を、また楽譜から音楽をイメージ出来るようにする。(この段階までは、言葉、又は、音の意味、内容に深く立ち入る必要はない。くり返し、つまり分量の多寡だけが問題となる)最後に文法を学び、自分の文章で話し、書く。 ─理論を学び、自分の音楽を創る。

一見きわめてまわりくどいようだが、我々が日本語を身につけた方法はこの通りであって、これが最も有効であるはずだ。現在、中学校、高校、大学と10年も英語を学びながら卒業と同時に忘れ去ってしまう人が多いのは、全く逆のプロセスで教育されていることが原因である。音楽についても同じことが言える。理論をどれ程精密に学んでも、その中に音楽の本当の姿は浮かび上がらない。そこに出来るのは、ただの骨組みだけということをまず心得ておくべきであろう。

しかし、音楽の中で、確とした形で教えたり教わったりできるのは、この部分だけであるのもまた一面の事実なのだ。まず言葉があって文法が作られたように、現実の音楽は常に理論より先行しており、さらに言えば、仮にすべての理論の枠内に収まっているとしても、それはただの音の組成や形式だけであり、演奏者の、あるいは聴き手のエモーション ─つまり音楽の真に音楽的な部分 には、いかなる理論と言えども立ち入ることはできないのである。が、音楽が進化すれば理論も進化しなければならない。また、テクノロジーの進歩によって、人間の精神構造のメカニズムの解明が進めば、エモーションへの理論の参入もまた可能になるであろう。

MESARは、そのような変化に対応できる理論を目指して創られている。その最終段階ではこれを学んだ人達が自分自身の状況に応じて独自の理論を構築できる筈である。一つずつステップを確実に習得していけば誰でもそこに到達できる。しかし、MESARをすべて習得しても、すぐれた音楽家になれるとは限らない。 が、MESARを習得できないようでは音楽家としての能力を疑われるだろう。要は、時として退屈な毎日毎日の、聴き、読み、書く、という単純な行為の積み重ねにどれほど耐えられるかにすべてがかかっている。音楽が心から好きならば、それもまた楽しい日々となるだろう。

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